千銃士:Rhodoknightは誰を撃ち抜くのか
こんにちは、椅子です。
いきなりですが、本日でゲームアプリ『千銃士』がリリースから3周年を迎えられました。
🖋️ 恭遠からのお知らせ
— 千銃士【公式】事前登録受付中🌹 (@senjyushi_game) March 22, 2021
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なにやら恭遠からメッセージがあるようです。
詳細は画像をご覧くださいね🎵#千銃士R #千銃士R講座 #恭遠 pic.twitter.com/S4szSbD8Rt
ご存知の方がほとんどかと思いますが、『千銃士』は2018年3月22日にサービスが開始され2019年6月11日にサービス終了したゲームアプリです。
しかし、『千銃士』はそこで終わりませんでした。
ゲームアプリのサービス終了後もCDや資料集のリリースが続き、2020年2月24日に実施されたセカンドライブにて、完全新作アプリ『千銃士:Rhodoknight』が開発中との情報が発表されました。
現在は、当該アプリのリリースに向けて鋭意開発中とのことです。
ぼくは、『千銃士』がとても好きでした。
でした、というか今でも絶対高貴ソング(『千銃士』のキャラソンの総称です)を聴かない日がないくらいには好きです。
このブログでも、個別のゲーム攻略記事を書いたことがあるのは現時点では『千銃士』だけです。
(これとか頑張って計算しているのでよかったらみてください。今となっては何の意味もない記事ですが…。)
そんなわけで、新作が発表されたときは本当に嬉しかったです。
しかし、それと同時に不安もありました。
CDや書籍の発売で一応プロジェクトとして継続していたとはいえ、ゲームの『千銃士』は一度明確にサービス終了しています。
一度でもユーザに『終わった』と認識された作品を改めて成功に導くことは、はたして可能なのでしょうか。
ちなみに、サービス終了ではないですがテコ入れのために長期メンテナンスと称してグレードアップを図ったゲームアプリは過去にもいくつかありました。
大変失礼ながら、どれも成功したとは言えない結果だったと記憶しています。
また、前作の『千銃士』ファンとしての気持ちのまま新作アプリを楽しむことができるのか、という懸念もあります。
ぼくを含め、前作のファンだったユーザはたくさんいるかと思います。
しかし、当たり前ですが一度サービス終了したアプリと同じものをリリースしたのでは恐らく成功はしません。
したがって公式は、大枠は前作を踏襲しつつも必ず角度を変えた作品で勝負してくるはずです。
はたしてその時、前作のファンだったぼくたちは熱量をそのままに楽しむことができるのでしょうか。
というわけで今回は、『千銃士』公式から公開されている情報を元に前作との相違点を確認し、現時点で予想される『千銃士:Rhodoknight』の運営方針についてぼくなりの考察を書きたい思います。
前置きが長くなりましたが、いつも通り一ゲームアプリユーザの妄想としてお読み頂けますと幸いです。
世界観の相違点
1.前作の続編ではない
一番賛否が分かれるのが、これだと思います。
こちらは、2020/10/14にYoutube Liveで放送された『【千銃士:Rhodoknight】第1回千銃士Rライブ』にて発表されました。
舞台としては前作から7年後の世界で、PVやキャラクター紹介では前作から続投のキャラも多数見受けられますが(キャラクターについては後述します)、Live配信では続編ではなく完全新作ですと強調されておりました。
また、前作と名前は同じですが性格や見た目に変更が入ったキャラクターが既に数名確認されています。
前作のファンの中には、自分が好きだったキャラクターが別人としてでてくることに不安や抵抗を感じる方も少なくないのではないでしょうか。
2.前作のキャラクター全員が登場するかは検討中
こちらも、2020/10/14にYoutube Liveで放送された『【千銃士:Rhodoknight】第1回千銃士Rライブ』にて発表されました。
前述の通り、前作の一部のキャラクターは既に続投が決定しています。
しかし、全てのキャラクターが登場するかは未定とのことでした。
前作ファンにとっては前作で自分が好きだったキャラクターが出ない可能性があるということで、Live配信での発表時も少しネガティブなコメントが見受けられました。
2021年3月22日現在でも、全キャラクター登場については明言されておりません。
ちなみに、登場が決定しているキャラクターについてはキャストは前作から続投されるとのことです。
3.現代銃のプレイアブルキャラクター化
前作では敵キャラクターだった現代銃が、今回は味方且つプレイアブルキャラクターで登場するとのことです。
これは前作でも要望が多かったように見受けられたので、朗報かと思われます。
ただし、現代銃も例に漏れず全キャラクターが続投するかは未定です。
4.絶対高貴ソング(キャラクターソング)が存在しない可能性がある
まだ正式には発表されていませんが、個人的に一番悲しい変更点になります。
絶対高貴になると自分の思いが歌として流れだすっていう設定が本当に好きだったんです…本当に…。
オープニングソングなどはありますが、それぞれのキャラクターソングについては特段言及されていません。
おとなしく続報を待ちましょう。待ちます。
5.メインストーリー・ロードストーリーの実装
前作ではほぼ無いに等しかったメインストーリーの実装に加えて、各キャラやグループ固有のストーリーも存在するとのことです。
こちらは、公式Twitterなどで随時頭出しされています。
前作では重要な話もイベントストーリーの中で消化していたことを考えると、今作はストーリーに強くフォーカスを当てているということでしょうか。
一部のキャラクターは過去編のようなものもあるとのことで、前作では伏せられていた設定などが明らかになる可能性もあります。
ゲームシステムの相違点
1.バトルシステムはオートバトル+一部タップ
2021/3/12にYoutube Liveで放送された『【千銃士:Rhodoknight】第3回千銃士Rライブ』にて、バトル画面が公開されました。
バトルは基本オートで進行し、状況に応じてスキルなどをタップで使用するシステムのようです。
細部は異なりますが、基本的には前作と同じいわゆる『ポチゲー』に分類されるかと思います。
2.キャラクターカットインの追加
各キャラクターが心銃状態(フィーバー状態みたいなイメージです)になった際にスキルを使用すると、固有のアニメーションがカットインで入るようになりました。
こちらは上記Live配信をはじめ、公式Twitterでも公開されています。
前回はカードの絵が大きく表示されるのみだったので、だいぶグレードアップしているのではないでしょうか。
公開されているものでは、キャラクターの背景や心情のようなものが描かれていました。
キャラクターごとではなくカード(カードなのかな?)ごとに実装されているとしたら、目玉機能になりそうです。
3.マスタースキル・サポートキャラの追加
上記の『【千銃士:Rhodoknight】第3回千銃士Rライブ』にて紹介されたバトル開始前の画面にて、前作にはなかった『マスタースキル』『サポートキャラ』の記載がありました。
こちらは、入手方法なども含めて詳細が気になるところです。
ちなみに、前作のグループスキル(特定のキャラクターをパーティに一緒にいれると発動するスキル)は『リンクスキル』として続投のようです。
4.クエストの種類が増加
こちらも、上記同様『【千銃士:Rhodoknight】第3回千銃士Rライブ』にて紹介された画面にて確認できました。
画面は開発中とのことでしたが、この時点でのクエスト選択画面では
・メインクエスト
・演習
・討伐
・探索
・視察
・イベント
・Coming Soon
の表示が確認できました。
なんかモンハンみたいですね。
いわゆるアイテム入手用周回クエストだけではなく、いろいろなモードが実装されそうです。
5.ルーム実装・その他
こちらは、事前登録特典で関連するアイテムが配布されるとのことで、以前から名前が出ています。
恐らく、皆さんがイメージする一般的なソシャゲのルーム機能だと思います(違ったらそれはそれでワクワクします)。
前作の『基地』にあたる機能とは異なるのでしょうか。
他にも『士官学校』や『交友会』など、気になる機能が確認できました。
変化を愛すということ
現時点で公開されている情報からわかる相違点は、こんなところだと思います。
これらをみる限り、公式はゲームシステムではなく新たに煮詰めなおした『千銃士』という世界観で改めて勝負をしにきているという印象です。
前作との互換性を一部切り捨ててなおキャラクターやストーリーをプッシュするということは、逆にそれだけ世界観を自信のあるものに仕上げてきているということではないでしょうか。
また、生放送やラジオの現場に公式の方がいらっしゃって声優さんが発表する情報を細かく制御されていることからも、公式が作品を大事に思っていることは想像できます。
正直、ぼくは絶対高貴ソングがなくなりそうなことに結構なショックを受けていました。
しかし、次々と発表される情報をみていくうちに、公式が何も考えず適当に歌を廃止したとは考えにくいなと思うようになりました。
もしかしたら、歌を無くしてでも作り上げたかったものがあるのではないでしょうか。
だったら、好きだったアプリの生まれ変わった姿に、一度死をみたアプリの底力に期待をしてみてもよいのかもしれません。
というわけで、アプリリリースから3周年おめでとうございます。
今後とも、『千銃士』の行く末を応援させて頂きます。